参加者の声

「報道とは違う現実」富山大附属中生の復興支援ツアー感想

自分の目で見て、声を聞く。被災地珠洲で学んだ防災と未来

先日、富山大学教育学部附属中学校の皆様に、リブート珠洲の被災地ツアーへご参加いただきました。 多感な中学生の皆さんが、自身の目で被災地を見て、どのようなことを感じたのか。ツアー後にいただいたアンケートから、その率直な想いをご紹介します。

「自分の目で見る」ことの衝撃 多くの生徒さんが口にしていたのが、「報道やSNSで見ていた内容とは違った」という感想です。「自分の目で見て現実を知ることが大切」という言葉の通り、倒壊した家屋や崩れた見附島、そして現地の空気感は、画面越しでは伝わりきらない現実を突きつけました。

地元ガイドの言葉から学ぶ 「最も印象に残ったこと」として多く挙がったのは、ガイドや地元住民による体験談でした。 写真パネルを使った説明については「当時の様子と現状が比較できて分かりやすかった」との声をいただく一方で、「もっと長く滞在して、住民の方全員の話を聞きたかった」「質問時間がもっと欲しかった」という、学びへの意欲あふれるご意見もいただきました。

未来への防災意識 家屋の倒壊原因や耐震補強の重要性を肌で感じ、「再び珠洲を訪れてみたい」という感想も寄せられました。 今回のツアーが、生徒の皆様にとって単なる見学ではなく、これからの防災や復興を考える「自分事」としての学びの場となったことを、スタッフ一同大変嬉しく思います。

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